今このサイトに訪れている方というのは、福岡の通信制高校を探していたり、全日制や定時制に比べて通信制は実際のところどうなの?って気になっている方や、通信制高校をお子さんの進学のひとつとして検討されている保護者の方が多いのではないでしょうか。
はじめまして!福岡県福岡市在住の古賀と申します。私は一昨年まで実際に、福岡にあります通信制高校に通っていました。そんな私が実体験も踏まえて、福岡の通信制高校を検討していたり、興味がある皆さんのお力になれればと思いこのサイトを立ち上げました。
通信制高校の探し方をはじめ、通信制高校の種類や選ぶ際のおすすめの比較ポイントなど、私が入学までに徹底的に調査して得た情報を紹介しております。
福岡の通信制高校の一覧(サポート校含む)もまとめていますので、是非参考にしてくださいね。
目次
どこを選べばいい?
通信制高校といってもどこがいいのか全然わからないのが普通です。私も自宅で勉強しながら「決められた日にたまに学校へ行く」という程度の知識しかなかったので大変でした。
皆さんもそれくらいの知識の方が多いのではないでしょうか。とにかくそんな状況でしたので、いろいろ調べてみたら、まず学校によって費用をはじめ、登校する日数など全然違ったんです。
通信制高校なんてどこも同じようなものだろう!?、と考えるのは危険です!!
私が通ったのは「飛鳥未来高等学校」というところで、進路決定率80%を超える通信制高校です。サポートを最低限にすることで学費を抑えることもできるため福岡では人気校のひとつです。
飛鳥未来高等学校は、JR博多駅(福岡市博多区)の筑紫口(ちくしぐち)から徒歩5分ちょっとアクセスも抜群で、近くにコンビニもありましたし、とても通いやすい環境にあったと思います。
私の場合、登校日数は自分で決めることができたので、週2回にしました。なお、この登校日数ですが、スクーリング(授業を受ける)回数によって変わってきます。
私のように、学校で授業を受ける日数を自分で決めることができたり、1週間に1回だったり、年に1回だったりと学校によって様々です。
私は勉強面で少し不安があったため、登校日数に関しては特に気になる部分でした。授業が全くなければ、分からないことなどあったときに、その場で先生に質問することもできないし、家で教科書を片手に勉強しているようなものですからね。
ただ調べてみたら、中には週5のスクーリングで先生とみっちり勉強ができる高校もあったりして、この部分だけをみても私の認識と大分違っていたわけです。
費用については私が通った高校は年間で40万円弱でしたが、年間15万円くらいとかなり格安のところもたくさんありましたし、逆に年間200万円とすごく高いところもありましたからね。
費用が安い高いは、公立と私立によっても違ってきますが、全日制にも安い高校と高い高校があるように、通信制高校も同じように学費にかなりのバラつきがあります。
この他にもいろいろな細かいところも違っていたりするので、自分にあったところをしっかり探すことが重要になってくるわけです。通信制高校とはいえ、卒業するまで長い付き合いになるわけですからね。では、どのように探すのが良いのか?次でしっかり紹介したいと思います。
おすすめの通信制高校の探し方
はじめに結論になってしまうのですが、私の場合、福岡の通信制高校を探す際は、「一括資料請求のサイト」を利用しました。
これについては、いろいろ調査して分かったのですが、今は自分の地域の通信制高校のパンフレットを一括で資料請求できるサイトがあるんです。利用はもちろん無料です。
正直なところ最初の頃は、インターネットを使ってひとつひとつ福岡の通信制高校を調べながら「ここは学費が高いなー」、「ここはスクリーングが少ないなー」、といった感じで探していたのですが、今考えればこれってかなり時間の無駄でした。
ネットでひとつひとつ調べる方法ですが、要領が悪いですし、正直この調べ方をしていると曖昧になる部分も出てきて、きちんと高校を比較できないので意味ないということがわかりました。
“実際にいろいろ体験してみて思ったのですが、「資料請求してある程度候補を絞ってからその高校に見学に行く」というのが一番おすすめの探し方です”
一昔前までは、ひとつひとつ高校を調べて候補にあげた高校を見学に行くというスタイルが一般的でしたが、何より福岡の通信制高校は結構数が多いですし、一括で資料請求することで、労力もかからずスムーズに高校を比較することができます。
そして、資料請求でパンフレットを取り寄せてはじめて分かったことですが、ネットで高校を調べただけで分かった気になるのは少し危険ということです。ネットで調べるだけでは見えなかった部分がありましたし、資料があったからこそ自分にあった高校を選ぶことができたからです。
一括で資料請求するメリット
各通信制高校の公式ホームページにも資料請求の案内はありますが、ひとつひとつアクセスして一回一回、住所やメールアドレスなどを入力していくのは、本当に手間がかかり面倒です。
入力して送信ボタンを押したら、記入漏れでエラー表示になったり、表記ミスでエラーになったり、修正のため前のページに戻ったら入力していたのが全部消えていたのでまた最初からやりなおし…、皆さんもこんな経験あると思いますが、これって本当にストレスですよねー。
しかし、「 パンフレットを一括で請求できるサイト 」ならそんな心配は無用です。住所などの入力が一回で済みますし、近隣の通信制高校を自動で絞ってくれるのでとても便利です。
通信制高校を選ぶ際に比較するポイント
自分にあった通信制高校を選ぶ際ですが、どこをポイントに比較して学校を絞り込んでいけばいいのでしょうか。比較するポイントについては、卒業後の進路などによっても変わってきますが、基本的に確認したい重要なポイントを紹介していきます。
学費で比較
通信制高校の学費ですが、安いところから高いところまで言ってみればピンキリです。
学費に大きな開きがある最大の要因は、私立か公立かというところです。全日制高校と同じように、通信制高校も私立は公立と比較すると学費は高くなります。
3年間の学費でみると、公立校の10万~15万円に対し、私立校は45万~150万円程度と、数字でみるとこれだけの差があるんです。
なお、勉強の仕方・体制をはじめ、登校や学習環境なども公立と私立では違ってきますので、学費にあわせてこの部分も調査することをおすすめします。
通学範囲で比較
通信制高校では、通学ができる範囲が「広域(こういき)」と「狭域(きょういき)」の2つに分類されていて、これは入学を受け入れられる地域の大きさを表しています。
【広域通信制高校】
全国、及び、入学できる地域が3つ以上の都道府県の生徒が募集対象。
【狭域通信制高校】
入学できる高校所在地の県+隣接するもう1つの都道府県の生徒が募集対象。
広域通信制高校は、基本的に私立が多く、地域によっては校舎自体がないところもありますが、スクリーングが行えるように学習センターを設けるなどして県外の生徒も募集しています。また、普段はサポート校に通って、年に何回か本校に通ってスクーリングを受ける学校もあります。
狭域通信制高校の多くは公立で、スクーリングできるのが基本的に本校となります。学校によっては、近隣の関連校などでスクーリングできるところもあります。
通信制高校は、一般的に年間20回のスクーリングが必要とされていますからね。月2回程度とはいえ、あまりにも遠方だと通うのが大変になりますし、通学に支障のない距離での学校を比較検討するようにしたほうがいいでしょう。
登校頻度で比較
通信制高校には、登校して学校で直接授業を受けるスクーリングがあります。
一般的には、月2回から週2回程度が多いですが、中には週5回登校する学校や、学校が宿泊施設を用意し合宿形式でまとめてスクリーングを行う学校もあるようです。
さらに、インターネットを使って授業を行うことで、実際の登校は年に数日といった学校もあるように、スクーリングの負担を軽蔑させる試みを行っている学校も増えています。
学校によっては複数のコースがあって、登校頻度を変更できるところもあるようなので、スクリーングに不安がある方は、コース変更ができるかもチェックしておいたほうがいいでしょう。
サポート範囲で比較
通信制高校は、自宅での自習が基本となっているため、卒業するには、ある程度の自己管理能力が必要になります。それもあってか、3年間という最短期間で卒業する人が少ないのが現状です。実は私も卒業するまでに4年間程かかりました。
そのため、全日制高校や定時制高校と違い、自分にあった勉強しやすい環境を整えるということも、ひとつの比較ポイントとなります。
例えば、私立の通信制では、タブレットやスマホを使いながら学習ができたりしますからね。さらに、学校によっては動画を授業の一環に取り入れているところもあります。
候補にあげた学校の設備や体制が整っているかどうかは気になるところですよね。オープンキャンパスなど、学校を見学できるチャンスがあれば、積極的に足を運んで確認するようにしましょう。
なお、中々自分だけで勉強するのが難しいという人は、「通信制サポート校」を利用すると良いかもしれません。サポート校というのは、通信制高校に在籍している人に、単位取得を支援したり、進級するためのアドバイスなどをしてくれる機関になります。
学べる内容で比較
通信制高校の中には、いろいろなコースや学科を設けているところがあります。
大学進学コースをはじめ、美容関連の学科コース、資格取得やマナー研修など、社会人になるための知識を学ぶ総合コースなど、高校によって多種多様なコースが用意されています。
さらに、工業系の特殊な知識を学習できるところもありますので、自分の興味がある専門コースや学科がある学校を比較して選ぶというのも良いと思います。
近年では、通信制高校の進学率は年々上がっていますからね。高校を卒業したら、大学や専門学校への進学を考えている生徒が増えているのもうなずけます。
また、通信制高校は全日制高校に比べて学習に自由度があるため、資格を取得したり、専門コースで学習することで、卒業したらすぐに就職する人も多いです。
通信制高校を卒業した後のことを考えて学校を比較することも、自分に合った学校を探す重要なポイントといえるでしょう。
入学時期や編入制度などで比較
通信制高校の中には、全日制や定時制と併設されているところがあります。併設されている学校の中には、通信制の課程から全日制の課程へと転籍できるところもあるんです。
登校に少し不安があるため、「初めは通信制で入学して、いずれは全日制に移りたい」と考えている人などは、このような学校は選択肢のひとつになると思います。
逆に、「全日制高校から通信制高校に移りたいと考えるかもしれない」という人も中にはいるかもしれません。編入や転入を募集している学校もありますのでチェックしておくといいでしょう。
なお、通信制高校の入学時期ですが、基本的に4月と10月となっています。
通信制高校比較まとめ
通信制高校は、何かの事情で不登校になったり、病気などで高校に進学しなかった生徒でも学習しやすいように、学校環境を配慮した学校が多くあります。
上記でも説明しましたが、全日制高校や定時制高校と比較すると、登校日数や学習体制などを見ても分かるように様々な部分で柔軟といえます。
なお、学校の特色や、比較したい様々なポイントというのは、学校の公式ページを確認したり、インターネットで調べたりしても中々分かりづらいところがあります。
積極的に資料請求を行い、候補にあげた高校は機会があったら見学に行って、その学校をきちんと知ることが自分にあった学校探しの重要なポイントといえるでしょう。
福岡の通信制高校の資料請求をできるサイトはいろいろありますが、私は、このサイトを使って一括資料請求をしました。⇒ ズバット通信制高校比較
通信制高校に通ってみての感想
私は資料請求から比較検討して通信制高校を選んだわけですが、4年程かかったものの無事に高校卒の資格を取得して卒業することができました。
今改めて考えてみても、通信制の高校生活は中学時代と比べてもとても満足するものでした。通信制高校のスタイルが自分の性格などに本当に合っていたんですね(笑)
私の周りもそうでしたが、高校に進学する場合は全日制高校に行く人がほとんどですからね。はじめは、正直なところ恥ずかしいという気持ちがありましたが、実際に「飛鳥未来高等学校」に入学してみてその考えが間違っていることに気づきました。
通信制高校を選んだことで、しっかり勉強できる環境ができたわけですし、何より自分が満足できる高校生活を送れたわけですからね。正しい選択だったわけです。
現在も、毎年のように通信制高校やサポート校も増えている中、それに伴い、全日制高校に入学する生徒が年々減ってきているといわれています。これも時代の流れなんでしょうか。逆に、通信制高校の需要が年々増えているということになります。
ただ、気をつけて欲しいのが、通信制高校は登校日が少ないし、全日制高校よりも楽だと思うことです。これは間違いです!
普段は自宅での学習のため、そのように思われがちですが、全くの逆です。学校に通わずに自習するということは、勉強をサボろうと思えば簡単にできるわけです。
自分の頑張りがストレートに表れて、自己管理能力が身につくのが通信制高校なのです。なお、学校への登校日ですが、私の場合は週2回でしたが、福岡市の博多駅から徒歩で5分程のところに高校があったので、スクリーングの日は全く苦になりませんでした。
通信制の場合、いくら高校に登校する日が少ないとはいえ、遠距離にある高校だと負担になりますので、なるべくなら近隣の高校を選ぶようにしてくださいね。
幸いながらこのサイトに訪れている方は福岡にある通信制高校を探していると思いますので、選択肢に困ることはないと思います。福岡県には通信制高校は多くありますので、いろいろなポイントで比較することができますし、じっくり検討できると思います。
現在は、全国にキャンパスを展開している高校も数多くあって、福岡にも多くのキャンパスがあります。特に、福岡市、北九州市が多いという印象がしました。
私がおすすめする福岡の通信制高校
福岡には多くの通信制高校がありますが、その中で私がおすすめする高校が博多駅東にあります「飛鳥未来高等学校」です。そうです。私が卒業した通信制高校です(笑)
しかし、これにはきちんとした理由があります。飛鳥未来高等学校は日本全国に、大学や専門学校など60以上の学校を運営している学校法人三幸学園が母体となっている通信制高校です。
姉妹校の施設も利用できることで、他の高校ではあまりできないような授業内容となっていて、医療や福祉、美容や健康、調理や栄養などの専門的な分野を勉強できるところも魅力のひとつです。
飛鳥未来高等学校は、年間20日程度通うだけで卒業することも可能で、自分のペースで週1回のスクーリングに参加するスタンダードスタイルから、自分の行きたいときに学校に行くベーシックスタイルまで、自由な登校スタイルがあるところも嬉しいところです。
自分のペースで学習できることで学費の負担を少なく抑えることができますし、専門コースが充実していることで進路決定率も高くなっていますし、卒業後の進路が安心できるところからも、おすすめしたい通信制高校になります。
福岡の通信制高校・サポート校・技能連携校一覧
私が知っている限りで福岡県で入学できる通信制高校に、サポート校、技能連携校を一覧にしました。福岡にある通信制高校を調べている方は是非参考にしてくださいね。
通信制高校
サポート校
高校 | 住所 | 電話番号 |
ASO高等部 | 福岡県福岡市博多区博多駅南2-12-24 | 0120-946-226 |
KTCおおぞら高等学院 福岡キャンパス | 福岡県福岡市博多区博多駅東2-8-25 | 0120-751-105 |
KTCおおぞら高等学院 九大学研都市キャンパス | 福岡県福岡市西区北原1-6-20-1F | 0120-751-105 |
KTCおおぞら高等学院 小倉キャンパス | 福岡県北九州市小倉北区浅野1-1-1F | 0120-751-105 |
トライ式高等学院 福岡天神キャンパス | 福岡県福岡市中央区大名2丁目7-3 WEDGEビル3F | 0120-919-439 |
トライ式高等学院 黒崎キャンパス | 福岡県北九州市八幡西区黒崎3-1-7 アースコート黒崎駅前BLDG1F | 0120-919-439 |
北九州自由高等学院 | 福岡県北九州市小倉北区弁天町5-8 | 093-562-1777 |
高宮学院 | 福岡県福岡市南区野間1-10-1 松埼西ビル4F | 092-554-1777 |
福岡国際高等学院 | 福岡県古賀市舞の里3丁目4-5 | 092-940-1280 |
福岡翔学館高等学院 | 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目5-11-5F | 092-433-0451 |
英数高等学院 | 福岡県福岡市早良区室見4-2-24 | 092-843-5270 |
つくば開成福岡高等学校 | 福岡県福岡市中央区天神5丁目3-1 | 092-761-1663 |
YMCA学院高等学校 福岡センター | 福岡県福岡市城南区七隈1丁目1-10 | 092-831-1771 |
マイン高等学院 久留米キャンパス | 福岡県久留米市東和町6-12 TOWAビル1F | 0942-30-8444 |
教育サポート高等学院 九州本校 | 福岡県福岡市中央区梅光園2-4-19 | 092-791-4646 |
博多自由学園 | 福岡県福岡市中央区今泉2-3-21 松永ビル201 | 092-714-5450 |
技能連携校
高校 | 住所 | 電話番号 |
九国高等学院 | 福岡県飯塚市新飯塚4-17 コンパルハイツ2F | 0948-29-3599 |
C&S音楽学院 | 福岡県福岡市早良区荒江2-17-1 | 092-834-1200 |
福岡有朋高等専修学校 | 福岡県福岡市中央区大手門1丁目3番7号 | 092-751-5495 |